
あの日、私たちは多くの大切な人を失った。「命」と儚さと尊さを知った。
生まれ育った故郷も瓦礫の山と化した。
出来るならば経験したくなかった東日本大震災津波。
被災した体育館の代わりに、昇降口で行われた卒業式では、みんなで子供たちの卒業を祝った。
親の安否も分からないまま、避難所に集まったみんなのために、必死で避難所運営を手伝っている高校生がいた。
あの震災は子供たちの目に当時、どのように映ったのか。
今、子供たちは、大きな困難を乗り越えながら、未来へ向けて、一つ一つ、歩を進めている。
そんな子どもたちが夢や希望を抱けるような未来をつくりたい。
同じ経験をしたからこそ、強く思う。
それが私の政治家としての使命だということを。